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ピカソプロジェクト

2018/05/28

鑑賞教育で育つもの

昨日の鑑賞学習の研究会に行ってきました
の続きです。

 

ピカソプロジェクトも、ちょうど1年ほど前から、鑑賞教育を取り入れていますが、
そもそも鑑賞教育の効果ってどんなところにあるのでしょうか?

ピカソプロジェクトが最初に鑑賞教育を取り入れるときに参考にしたのは、
こちらの本です。

フィリップ・ヤノウィン 学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・ シンキング・ ストラテジーズ: どこからそう思う?

この本は、鑑賞学習をすることによって
・観察
・解釈
・根拠をもった考察
・意見の再検討
・複数の可能性を追求する力
が育つといわれています。

ただ、アメリカの例で「英語を母国語としないこどもたちの言語の獲得」に注目されているところもあり、
非常に大きな効果を期待しつつ
ピカソプロジェクトに取り入れるにはちょっとアレンジが必要だなと感じました。

 

今回の研究発表でお話しくださった滋賀大学の新関伸也先生(滋賀大学教育学部教授)によれは、
鑑賞教育においては、
・自分でしっかりと読み取る力(積極的学習)の育ち
・自己発見
・鑑賞=創作行為
であるとお話しなさっていました。

図画工作というと「作ればいい」という表現のほうにだけ注目されがちだけれども、
それぞれの行為がバランスよく行われてこそ、感性が培われるということでした。

 

いやー!自分で書いていて難しいことかいてるわ!って思います。

でもね、研究会の調査によれば、
先生方も「鑑賞教育は難しい」って思ってるんですって。
(研究会のインタビュー結果による)

そんな難しい鑑賞教育ですが、
ピカソプロジェクトは、3歳さんでもやってます!
むしろ、低年齢の子のほうが積極的かも。

例えば、こんな作品を見ています。
アントニオ・ガウディ「グエル公園」