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ピカソプロジェクト

2018/08/09

年齢と発達とカリキュラムについて

今回は、
プログラミングの考え方の基本の基本の基本を学びました。

 

今回使用したおもちゃはもちろん楽しめるものなのですが、
それよりなによりカリキュラムが良かったですね。

子どもたちの白熱っぷりは、4歳でも12歳でも同じ!
異年齢であっても、全く同じカリキュラムで楽しめることの証明ができちゃった気がします(笑)

 

近頃

「〇歳になるとこんな発達が見られる」
という話と

「だから〇歳と〇歳は同じカリキュラムで授業ができない」
という話を
ごっちゃにしている先生が少なからずいるような気がします。

年齢ごとに、できる・できないは確かにあります。

でも、年齢が違うから同じカリキュラムができない、と決めつけてしまうのも
ちょっと違うのではないでしょうか?

 

 

今回のワークを例にすると、
弊社のもつ経験と理論から、今回のワークについては
4歳児でも12歳児でもそれぞれにワークに楽しく取り組めるという判断をし
同じワークに同時に参加してもらう設定にしました。

 

今回のワークは全部で4つの島に、
それぞれ年齢の近い4~5名がチームとなり、
力を合わせて問題に立ち向かうというものでした。
ワークは、基礎課題が3つ。
それができたら、課題内容も自分たちで決めていきます。

チームごとの進捗は、4歳児のいるチームと12歳児のいるチームのどちらがより高度だったかというと
・・・実は最終的にはほぼ同じでした。

 

基礎課題はもちろん、
自分たちで決める課題内容も、年齢が高いほうが高度な内容なわけでもなく、
課題を解決するためのプログラムも、年齢が低いほうが複雑なプログラムを組むことも。

ワークショップの最初に
「ロボットに命令を出しましょう」
「こういけばこうなるという予測をたてましょう」というお話をしましたが、
このお話の理解については、4歳児よりも12歳の方が圧倒的に理解していました。
確かに、ここでは年齢による発達の差がみられました。

 

しかし、最初の「どうなると思う?」「まずやってみよう」の働きかけには、年少チームの方が質問に対し果敢なアイデアを出し、トライ&エラーをし、チーム協業をし、年長チームよりも早く正解を導き出していたり、一つの問いに対して答えのパターンをいくつも考えたりができていました。

 

実際にロボットの動きに慣れ、カリキュラムを進めていくと

小学高学年組も未就学児、もロボットをハイハイでおいかけて
ロボットに本気で「あとちょっとがんばれ!」って応援して、「そうそう!」とか「あぁ!!」とか声をあげながらここまでは良かったよね、ここを変えてみたらどう?って話し合って、
できた時は思わずジャンプして。
これは、4歳児でも12歳児も全く同じ。
つまり、興味や関心・好奇心に年齢の壁はない、ということです。

 

確かに、4歳児が理解できる言葉や文章、12歳児が理解できる言葉や文章には発達の差があります。
けれども、同じカリキュラムだとしても、
興味関心・好奇心を持つことができれば、
4歳児は4歳児なりの、12歳は12歳なりの、
それぞれの学びにたどり着くことができるのです。

だから、
「〇歳になるとこんな発達が見られる」
という話と

「だから〇歳と〇歳は同じカリキュラムで授業ができない」という話は、
ごっちゃにしてはいけないのです。